東お多福山

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現在東お多福山では、ススキ草原の再生と植物を中心とする草原の生物多様性保全を目的とした活動が行われています。

平成27年度の活動は、年6回のネザサの刈り取り、モニタリング調査、植物観察会やガイド養成講座の実施、草原管理体験などのフィールドワーク。

東お多福山草原の魅力と保全の意義を普及するための古写真集や、年次活動報告書の発行など幅広い活動を行っています。

ただ、六甲山系にある東お多福山は瀬戸内海国立公園の中にあり、保安林に指定されているため、ススキ草原の再生に必要な間伐などの作業ができない状態になっています。

そこで少しでも多くの方に東お多福山草原の魅力を知って頂き、ハイキングやレクリエーションなどで訪れていただくことで、六甲山系で唯一の広大な草原が広がる東お多福山に、かつてのススキ草原が再生されることを願っています。

ネザサの刈り取りで再生した植物の一部です。

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東お多福山の草原部分で見かけたササユリです。この他にも何本ものササユリが自生していました。

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これは草原性植物のオケラです。草原の中をよく見ると、あちらこちらにオケラの実生を見ることができます。

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6月から7月にかけて、東お多福山ではノアザミが見頃です。ノアザミも日当たりのよい草原を好む植物です。

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4月頃から咲き始めたニガナです。ハイキング道のあちこちに咲いていますが、そろそろ花の時期も終わりです。

「うまい!を明日へ!」プロジェクト

洲本城

洲本城

洲本城は今から500年ほど前に洲本市大浜海岸の西に位置する三熊山に築かれた山城で、標高133mの三熊山の山上にあり、東西800m、南北600mの範囲で当時の姿を伝える総石垣造の曲輪が残っています。

三熊山は瀬戸内海国立公園に属しており、三熊山ドライブウェイを通ると山頂近くの馬屋郭まで車で上れることもあり、平日でも多くの観光客が訪れています。

また昨年度より東の丸、西の丸周辺では、ボランティアガイドの皆さんが、城郭の解説を通して洲本城の歴史を知ってもらえるようにと、石垣の周囲の森林整備を行っています。

「うまい!を明日へ!」プロジェクト

上山高原

上山高原

現在上山高原では、ブナ林の再生とススキ草原の復元を目的とした活動が行われています。

上の写真はショウブ池から見た新緑のブナ林の根明けの景色です。

同じ兵庫県ですが、京阪神では見ることができない圧倒的な風景が広がっています。

この日の下界の気温は28℃、上山高原からショウブ池に向かう道路には車が通行できないほどしっかりとした残雪が残っていました。

上山高原では、オオイワカガミのような高山植物やギョクリョウソウモドキ、トキワイカリソウなどの珍しい植物を見ることができます。

また流水産卵性小型サンショウウオや、国の天然記念物に指定されているイヌワシが番いで生息しているなど、全国でも珍しい環境が残されています。

「うまい!を明日へ!」プロジェクト

上山高原エコミュージアム

たつの市弥生倶楽部

たつの市弥生倶楽部

たつの市新宮町の播磨新宮駅から徒歩5分の所にある「国指定史跡 新宮宮内遺跡 弥生の森」

紀元前1世紀頃の弥生戦士の墓や、遺跡を調査して復元された茅葺の竪穴式住居があります。

中でも珍しいのは、表面に草が生えている竪穴式住居です。近畿地方で唯一の土葺の竪穴式住居で、防火を目的に茅葺の上から土を被せたそうです。直径8メートルの土葺の竪穴式住居は、全国でも最大の大きさだそうです。

弥生の森を再現しようと植栽されている樹種は、土壌分析によって見つかった花粉を参考にしており、地元で採取したオニグルミ、ツバキ、クワ、ヤマザクラ、モミジ、ケヤキ、エノキ、ムクノキ等の種子を発芽させ、苗に育てたものが植えられています。

また史跡公園内には、「県民まちなみ緑化事業」として県民緑税を活用した緑地が作られており、住友ゴム高砂工場の「どんぐりプロジェクト」によって、どんぐりから発芽させた兵庫県産のアラカシ70本、ウバメガシ25本、シリブカガシ70本、シラカシ30本が植樹されています。

多くの人々の思いの詰まった弥生の森が、10年後20年後にどの様な姿に変化していくのか楽しみにしています。

「うまい!を明日へ!」プロジェクト

どんぐりプロジェクト

武田尾

Nikkor-H Auto 300mm F4.5

JR福知山線の武田尾駅から武庫川沿いに、旧福知山線廃線跡を歩き桜の園亦楽(えきらく)山荘を散策してきました。

亦楽山荘は笹部新太郎氏が1912年(明治45年)に兄から譲り受け、 サクラの品種保存や接ぎ木などの研究に使用した演習林で、当時は全国から集められたヤマザクラやサトザ クラが30種、5,000本以上植えられていたそうです。

笹部氏はこの演習林に、中国の詩人・蘇東坡の漢詩『於潛 令同年野翁亭』の一節から「亦楽山荘(えきらくさんそう)と名付けました。

その後、宝塚市の市有林となり、兵庫県里山林整備事業完了により、宝塚市の里山公園としてオープン。現在は「緑の応援団」のボランティアグループ「櫻守の会」がヤマザクラの再生工事や土留め工事等の里山整備活動を行っており、「桜の園」として知られています。

櫻守の会

「うまい!を明日へ!」プロジェクト